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室町時代になると、都の路上でこんにゃくを売る姿が見られるほど
になり、精進料理にも使われ始めました。鎌倉時代の高野山文書
に仏様の供物にしたという記録があり、室町時代には「糟鶏」といっ
て高級な食品として間食に食べられたとされ、また、寺院から武家
や公家への歳暮用にも使われたといわれています。
こんにゃくが庶民の食品になったのは、江戸時代からのようです。
また、「二条関白」と呼ばれた和歌の名手二条良基は、こんにゃく
などの精進ものと魚が合戦をまじえる物語を書きました。「祇園林
の金の音聞けば・・・」と有名な「平家物語」をもじっています。 |