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妻の願いが通じて夢枕にこんにゃく玉

豊臣秀吉が肥前名護屋に築城した天正19年(1591年)、石工の頭領で
谷丸九郎衛門という名工がある日、急な腹痛で重態になりました。その
妻は水ごりをとって神様にすがりましたら、夢の中で「汝の夫の病は、
体内に多数の砂石をのめるためなり信心殊勝のいたり、われ秘薬を
与えん」とお告げがあり、気づいたらこんにゃく玉がありました。
それでこんにゃくを造り夫に食べさせたところたちまち回復し築城の大
任をはたし、恩賞ににあずかりました。この話を聞いた諸国の大名が、
こんにゃく芋をそれぞれの領地に持ち帰って広めたといわれ、のちの世
まで九郎衛門塚が残されたといわれます。